令和という新しい時代を迎えました。豊田市中心市街地におきましては、9月から「ラグビーワールドカップ2019日本大会」が開催されました。試合開催日は、会場となる豊田スタジアムはもとより、中心市街地一帯において多くのおもてなしイベントが開催されました。大会期間中を通して日本国内はもとより世界中から多くの方が来豊され、中心市街地一帯は国際色豊かで活気のある賑やかな雰囲気となりました。しかしながら、年明け以降は新型コロナウィルスの影響により中心市街地の多くの店舗が休業、またテレワークなどに伴い中心市街地を行き交う買い物客や就業者が減少したことで、中心市街地の歩行者通行量は前年と比較すると約7割も減少し閑散とした状況が続きました。 当社基幹事業となる再開発ビル事業は、地域間競争の激化、eコマースストアの増加による消費者の購買行動が変化する中、ラグビーワールドカップ2019の開催や消費増税前の駆込み需要などもあり、上半期までは売上は順調に推移しました。しかしながら、消費増税後の売上の伸び悩み、さらには新型コロナウィルスの影響によるビルの営業時間の短縮や一部店舗の休業、さらには愛知県からの休業要請に伴い4月18日から5月17日までの休業を余儀なくされました。現在は、お客様や従業員の健康と安全に配慮し、新型コロナウィルスの感染防止策を強化しながら、営業を再開しております。 駐車場事業では、官民で取りまとめた「都心駐車場再整備計画」に基づき、遠隔監視システムや車番認証システムを導入し、整備を完了したことで利用者の利便性・快適性の向上を図ることができました。 地域開発事業では、引続き受託した第51回豊田おいでんまつりは、無事完遂することができましたが、新型コロナウィルスの影響により、3月以降は毎年受託している多くのイベントが中止となる状況が継続しております。 こういった集客の減少が、ビルや駐車場の売上にも大きく負の影響を及ぼすことを目の当たりとし、まちの賑わいの重要性をあらためて痛感しておる次第です。 当社基幹事業となる再開発ビル事業は、昭和の時代に営業をスタートし平成の時を経て令和という新しい時代に突入いたしました。先行き不透明な中、松坂屋豊田店が2021年9月30日をもって営業終了する旨の発表が4月2日にございました。当社として全力で本年度中に撤退後の再開発ビル再生に向けての方向性・戦略・手法とともに再生後の持続的な安定経営を実現するための再生計画を策定し、来年度末の再生オープンを目指します。また、新型コロナウィルス感染防止の対策を講じつつ、経済面での打撃を最小限に抑えるべく、テナントの皆様と共に新しい運営体制やおもてなしを模索しながら事業を進めてまいります。 豊田市・豊田商工会議所や地元関係者と更なる連携を強化し、また協働しながら、従業員一丸となってこの危機を乗り越えていく所存であります。 今後とも、皆様のご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。2020年6月ごあいさつ豊田まちづくり株式会社代表取締役河木 照雄01
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